「恋するリベラーチェ」

- 2013/11/08 (Fri) 19:37
- movie & tv

「サイドエフェクト」を見逃しちゃったから、
映画界を去るというソダーバーグ監督作品で、私にとっても最後かもな1本。
シンプルに言うと、
ビカビカのギラギラのゲイゲイ映画です。
マイケル・ダグラスとマット・デイモン。
そんなことまでやっちゃう!?な捨て身な役者魂をすごく見せつけられるし
ゴージャスと悪趣味とエンターテイメントとゲイと
これでもかなパンチをいくつも投げてくる作品でした。
ですが、そのうちそのすんごいゲイ話とかすんごいルックスとかよりも
愛とか嫉妬とか、一緒にいてお互いをキリキリと傷めてしまうような関係とか
そういう方にぐっと気持ちが入っていってしまう。
最初、リベラーチェのキョーレツな個性に引いていたはずなのに
なぜだか愛おしくなってきてしまった。不覚にも!?
おそるべし!?ソダーバーグ!?
マイケル・ダグラスとマット・デイモンもとにかくスゲースゲー。
別世界の中にかすかな共感。不思議な世界でした。
ここ2ケ月ほどバタバタしていたせいか、映画は「風立ちぬ」以来でした。
しっとりな雰囲気で止まっていた映画ライフが
キョーレツインパクトで再開だわん。
別世界に行く感じはやはり楽しい。やはり、たくさん観ねばだなーーー。