「6才のボクが、大人になるまで。 | Boyhood」

- 2015/02/22 (Sun) 15:28
- movie & tv
明日のアカデミー賞の候補になってる「6才のボクが、大人になるまで。 | Boyhood」。

同じキャストで6歳の主人公が18歳になるまでの12年に渡って撮影された、というのがなかなかすごい。
その時代の流行も少し入れつつ、家族の成長の軌跡を見せているのだけど、主人公のカワイイ少年がちょっとムサい男子になって→面倒くさいティーンエージャーになって→青年になってというのが中心なものの、周りのキャストの変化もとにかく面白い。わかりやすく母親は老けて体型も変わるし、生活の変化とともに服装などの見た目だけじゃなくてたたずまいや言葉遣いも変わって行く。チャラチャラして落ち着きのなかった父親はいつの間にか父の顔に変化していいオッサンになる。(イーサンホークももうオッサンかぁとしみじみ)そんな時間経過をつぶさに拾ってストーリーとして描いているし、成長し変化してゆくところもあるけれど、年月を経ても変わらない部分がいい意味でも悪い意味でもあって、そんな部分がとてもリアル。
知り合いの家族の足跡をビデオで振り返るかのような気軽さなんだけど、でもそれでいて、どこか自分の時間の流れと重ねてしまうような。わかりやすい音楽やわかりやすい展開にもそんな意図があるのかもしれないな、と思いました、とさ。

同じキャストで6歳の主人公が18歳になるまでの12年に渡って撮影された、というのがなかなかすごい。
その時代の流行も少し入れつつ、家族の成長の軌跡を見せているのだけど、主人公のカワイイ少年がちょっとムサい男子になって→面倒くさいティーンエージャーになって→青年になってというのが中心なものの、周りのキャストの変化もとにかく面白い。わかりやすく母親は老けて体型も変わるし、生活の変化とともに服装などの見た目だけじゃなくてたたずまいや言葉遣いも変わって行く。チャラチャラして落ち着きのなかった父親はいつの間にか父の顔に変化していいオッサンになる。(イーサンホークももうオッサンかぁとしみじみ)そんな時間経過をつぶさに拾ってストーリーとして描いているし、成長し変化してゆくところもあるけれど、年月を経ても変わらない部分がいい意味でも悪い意味でもあって、そんな部分がとてもリアル。
知り合いの家族の足跡をビデオで振り返るかのような気軽さなんだけど、でもそれでいて、どこか自分の時間の流れと重ねてしまうような。わかりやすい音楽やわかりやすい展開にもそんな意図があるのかもしれないな、と思いました、とさ。