アメリカ、なんだな

- 2015/07/06 (Mon) 19:15
- diary
あ、ワールドカップの話ではありませんよ。(もちろん観て心ゆっさぶられましたけど)
昨日、ito夫のアメリカ人のいとこと一緒に大勢で食事をしました。
ワシントンDCで暮らしてるハーフのいとこは
仕事を辞めて新しく何人かで会社を興すことになったので
その前にロングバケーションで、日本とヨーロッパを旅しているそう。
その旅行が3週間、その後に2週間親戚のいるマサチューセッシュに行くそうで
多分人生最初で最後のアドベンチャーだと言っていた。
彼には14歳になる息子がいて、今回は彼との二人旅。
息子くんのお母さんとは未婚だった上に、不幸な事故でなくなっていて
彼が小さい時からずっと男ふたりで暮らしている。
実家といとこの弟の家も近いので3つ家庭を持っているようなもんなんだと
2年前に会った時に息子くんは言っていた。
いとこは日本では友人や親戚に会うほかに、
かねてから行きたかったところへ行ってきたそうだ。
それが、高野山と四国と姫路城。
高野山では宿坊に泊まって精進料理を食べて、静かに過ごし、
四国では4日間、お遍路さんしたそうだ。
梅雨時期の雨の降る中、息子とふたり、てくてくと歩いたのだとか。
(買った杖を盗まれ、日本でソンナコトアルカァ?!って驚いたそうです)
東京に戻る前に真っ白な姫路城を見て感動。
そして、ずっと持っていた疑問に少し光が射したのだという。
自分はどこから来て、何者で、どんな人生を歩むべきか。
アメリカはおかしいところが多いと言う。
好きだけど、たまに違和感があるのだと言う。
自由ゆえの規律のなさだったり、大らかゆえの繊細さに欠けるところなど。
キッチリしてるとか細かいとか、アメリカではよく言われるそうだ。
そんな時に、やはりそこは日本人なんじゃないかと思うのだと。
そういわれれば彼は気遣いや振る舞いがアメリカのそれとは違う。
体も大きくて目の色も髪の色もいかにもUSAなのだけど。
男ふたり暮らしでだらけていた自分に喝を入れて
食べ物の種類や産地にこだわり食事の摂生を徹底したら
体調も良くなって考え方も変わったのだという。
『コノ話をすると
「食べたいもの食べなくてどうする。ここは自由の国だ!」
とか言うやつがたくさんいるんダヨー』
なんて言っていた。
一方、14歳の息子くんは
「食べたいものしか食べたくない」と野菜を一切食べないのだそうだ。
「この人アメリカ人でしょー。イヤんなるヨー。いつもケンカ」という父親に
「自分だってアメリカ人でしょーが」とグーパンチする息子。
アメリカンな息子くんに今回の日本ルーツ巡り旅はどうだったのかと聞いたら
おもしろかったけど、食べれないものばかりだし
(精進料理はゴマ豆腐と汁モノ少しのゴハンしか食べなかったそうだ)
正直何がなんだかよくわからない、とのことだった。
そして続ける。
でも僕は彼に従うしか道がないからね。
お父さんは強引でノープランなんだよ、と。
ヨーロッパでの予定が決められてないとか宿もとってないとかありえないよ!と言う。
旅の疲れで体調を崩したり、先のことを心配しているのは息子くん。
息子くん曰く、
父親はどうにかなるさとお気楽でいつも笑っていて気まぐれらしい。
話した後にハイタッチしてたり、お決まりのセリフを言ったり
仲のいい親子で、そのノリはやはりアメリカだった。
濡れた傘をパパッと振ってたたみもせずに
家に持ち込んでいたのはもう日本人ジャヤラナイヨー、だけどね。
あのパワー、大胆さ、明るさ。
アホみたいだと思う時もたまにはあるけど、やはりいいなぁと憧れてしまうぅ。
あ、これはサッカーの話も少し混ざっちゃったかいな。
昨日、ito夫のアメリカ人のいとこと一緒に大勢で食事をしました。
ワシントンDCで暮らしてるハーフのいとこは
仕事を辞めて新しく何人かで会社を興すことになったので
その前にロングバケーションで、日本とヨーロッパを旅しているそう。
その旅行が3週間、その後に2週間親戚のいるマサチューセッシュに行くそうで
多分人生最初で最後のアドベンチャーだと言っていた。
彼には14歳になる息子がいて、今回は彼との二人旅。
息子くんのお母さんとは未婚だった上に、不幸な事故でなくなっていて
彼が小さい時からずっと男ふたりで暮らしている。
実家といとこの弟の家も近いので3つ家庭を持っているようなもんなんだと
2年前に会った時に息子くんは言っていた。
いとこは日本では友人や親戚に会うほかに、
かねてから行きたかったところへ行ってきたそうだ。
それが、高野山と四国と姫路城。
高野山では宿坊に泊まって精進料理を食べて、静かに過ごし、
四国では4日間、お遍路さんしたそうだ。
梅雨時期の雨の降る中、息子とふたり、てくてくと歩いたのだとか。
(買った杖を盗まれ、日本でソンナコトアルカァ?!って驚いたそうです)
東京に戻る前に真っ白な姫路城を見て感動。
そして、ずっと持っていた疑問に少し光が射したのだという。
自分はどこから来て、何者で、どんな人生を歩むべきか。
アメリカはおかしいところが多いと言う。
好きだけど、たまに違和感があるのだと言う。
自由ゆえの規律のなさだったり、大らかゆえの繊細さに欠けるところなど。
キッチリしてるとか細かいとか、アメリカではよく言われるそうだ。
そんな時に、やはりそこは日本人なんじゃないかと思うのだと。
そういわれれば彼は気遣いや振る舞いがアメリカのそれとは違う。
体も大きくて目の色も髪の色もいかにもUSAなのだけど。
男ふたり暮らしでだらけていた自分に喝を入れて
食べ物の種類や産地にこだわり食事の摂生を徹底したら
体調も良くなって考え方も変わったのだという。
『コノ話をすると
「食べたいもの食べなくてどうする。ここは自由の国だ!」
とか言うやつがたくさんいるんダヨー』
なんて言っていた。
一方、14歳の息子くんは
「食べたいものしか食べたくない」と野菜を一切食べないのだそうだ。
「この人アメリカ人でしょー。イヤんなるヨー。いつもケンカ」という父親に
「自分だってアメリカ人でしょーが」とグーパンチする息子。
アメリカンな息子くんに今回の日本ルーツ巡り旅はどうだったのかと聞いたら
おもしろかったけど、食べれないものばかりだし
(精進料理はゴマ豆腐と汁モノ少しのゴハンしか食べなかったそうだ)
正直何がなんだかよくわからない、とのことだった。
そして続ける。
でも僕は彼に従うしか道がないからね。
お父さんは強引でノープランなんだよ、と。
ヨーロッパでの予定が決められてないとか宿もとってないとかありえないよ!と言う。
旅の疲れで体調を崩したり、先のことを心配しているのは息子くん。
息子くん曰く、
父親はどうにかなるさとお気楽でいつも笑っていて気まぐれらしい。
話した後にハイタッチしてたり、お決まりのセリフを言ったり
仲のいい親子で、そのノリはやはりアメリカだった。
濡れた傘をパパッと振ってたたみもせずに
家に持ち込んでいたのはもう日本人ジャヤラナイヨー、だけどね。
あのパワー、大胆さ、明るさ。
アホみたいだと思う時もたまにはあるけど、やはりいいなぁと憧れてしまうぅ。
あ、これはサッカーの話も少し混ざっちゃったかいな。
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