「ウォール・フラワー」

- 2013/12/13 (Fri) 14:30
- movie & tv

絶対に見ようと思っていた「ウォール・フラワー」。
今年観た中で3本の指には入るかなという位、好きな映画。
テキトーにゆるゆる過ごしているようで実は自意識が高くてピリピリした感じ。
バカもやるし勉強もしなきゃならない。いつまでも子供でいたいけど早く大人にもなりたい。
強さも弱さもあって不安定。ティーンズの危うさや脆さ。
人生の中ではちっちゃいことなんだけど、あの頃はそれが一大事だった。
なかでもトンネルのシーンは秀逸。
キラキラしてでも切なくて今にも飛ばされて消えそうで。
自分とは全然違う人たちなのにどこかあの頃の自分を重ねて思い出してしまった。
ここで泣けとかここで感動しなさい、という映画ではない。
でもどこかで急にじんとして胸がきゅうと狭くなった。
原作は「ライ麦畑でつかまえて」の再来と言われているのだとか。読んでみたいです。
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